終戦記念日に思うこと二つです。
繰り返し本ブログで書いていますが、人類の歴史は、戦争、疫病、飢饉との戦いだと言われています。日本人が直接体験した最後の戦争は第二次世界大戦です。
しかし、戦後75年たち、その悲惨な戦禍を直接経験した人は少なくなり、この経験を次の世代に伝えていくことが課題となっています。
私は戦後生まれですが、父母、生まれ育った広島で幼少期から戦争を直接体験した人から戦争の悲惨さを聞く機会が多く、
「戦争は誰も幸せにしない。結局弱い立場の子供、女性、お年寄りが大きな被害を受ける」と強く感じています。
もう一つが、異常気象のことです。この10年ほどの間で、大雨、猛暑等が過去の記録と比較対象にならないほど酷くなっています。
地球温暖化が原因なのか？他に原因があるのか？異常気象の原因を徹底的に探り、改善しなければ、
極めて近い将来異常気象が原因で、飢饉、疫病、そして戦争を招く可能性があるからです。現在のコロナ禍も異常気象が原因である可能性もあります。
改めてまとめます。
1．戦争体験を次の世代に伝える。
2．異常気象の原因を突き止め、改善する。
この2点を行うことが大人の責任であり、この2つだけでもしっかり行えば、現役世代の役割を全うしたともいえるでしょう。
私自身は戦争体験については、一番身近な息子に伝えることだと考えますが、異常気象については専門外の為
原因を突き止めることはできません。ただ原因を突き止め、改善方法を具体化するには資金が必要となり
その為の原資となる税金を納めることは厭いません。また改善策を忠実に実行することも当然です。
次の世代にしっかりとバトンを渡したいです。
